リペアソルブA/N
アスベスト含有塗膜剥離剤
◆環境対応型 塗膜剥離剤(湿潤剥離)
用途
工業用塗料・建築物塗材(リシン、タイル、スタッコ)の剥離
※アスベスト含有塗膜剥離にも対応
>>下記の代わりとして使用可能です
●塩素系剥離剤
●ディスクサンダーなどの物理的剥離
特徴
リペアソルブA/Nでは、アスベスト含有塗膜を「レベル3対応」で剥離施工可能!
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レベル3対応とは?
アスベストに関連する施工は、その危険性に応じて3段階のレベルに分類されています。
レベル1 -発塵性が著しく高い作業
例)石綿吹付材
危険性 高 レベル2 -発塵性が高い作業
例)石綿含有保温材・耐火被覆材・断熱材
レベル3 -発塵性が比較的低い作業
例)その他石綿含有建材(成形版など)
危険性 低
アスベスト含有塗材を電動工具やブラストで剥離してしまうと、塗材が飛散するため、レベル1の施工扱いになりますが、剥離剤で湿式剥離をすることで塗材が飛散しないため、レベル3で施工できます。
※十分な湿潤化と飛散対策を行う必要があります
※関係各所現市町村などの判断レベルによりレベルが変わる場合があります
◎アスベスト含有塗膜を湿潤剥離で飛散防止
湿潤剥離させるため、アスベストを含む塗膜を飛散させません。また、大型機械の必要がないため、騒音の心配もありません。
◎塩素系(ジクロロメタン等)非含有
塩素系(ジクロロメタン等)を含有していませんが、多層塗膜を一度に剥離できるほど強力な剥離剤です。
◎高粘度タイプ
高粘度で液だれがしにくく、ローラーやエアレス・リシンガンでの吹付が可能です。
◎作業が簡単
本製品を塗布して剥がすだけなので、誰でもでき、作業コストが安いのが特徴です。
標準施工時間
※セメント系塗材(セメントリシン、セメントタイル、セメントスタッコ)と下地調整剤には適用できません
塗材名 |
リペアソルブ |
目安時間 |
目安塗布量 |
||
A |
N |
||||
リシン | 薄塗材E(樹脂リシン) | ◎ | ◎ | A:15~24時間
N:8~24時間 |
0.5~1.0kg/㎡ |
外装薄塗材S(溶剤リシン) | ◎ | ◎ | |||
可とう形外装薄塗材E(弾性リシン) | ◎ | ◎ | |||
防水形外装薄塗材E(単層弾性) | ◎ | ◎ | |||
タイル・
スタッコ |
複層塗材E(アクリル系吹付タイル) | 〇 | ◎ | A(養生有):15~48時間
N:15~48時間 |
0.8~1.0kg/㎡ |
複層塗材RE(水系エポキシタイル) | 〇 | ◎ | |||
複層塗材RS(溶剤系エポキシタイル) | 〇 | ◎ | |||
防水形複層塗材E(複層弾性) | 〇 | ◎ | |||
厚塗材E(樹脂スタッコ) | × | 〇 |
◎:容易に軟化湿潤
〇:軟化湿潤可能
△:わずかに軟化湿潤
※塗材の厚みにより塗布量や塗布時間は異なります
※塗布量が少ない場合剥離効果を十分に発揮することができません
使用方法例
環境法令
法規制 |
リペアソルブA |
リペアソルブN |
塩素系剥離剤 |
有機溶剤中毒予防規則 | 非該当 | 非該当 | 非該当 |
特定化学物質障害予防規則 | 非該当 | 非該当 | 該当 |
消防法 | 非該当 | 非該当 | 非該当 |
PRTR法 | 非該当 | 非該当 | 該当 |
廃棄物処理法 | 産業廃棄物 | 産業廃棄物 | 特別管理
産業廃棄物 |
*…未使用の剥離剤を廃棄する場合
アスベスト含有塗膜剥離例・実績
建築物塗材・アスベスト含有塗材
リシン吹付や吹付タイル、スタッコ拭き付け等の剥離に
リシン吹付向け・・・リペアソルブA
吹付タイル・スタッコ吹付に・・・リペアソルブN
プール塗装
(基材がFRPのものは除く)
工業用塗装
塗膜の種類や状態により、剥離効果が変わります。都度担当営業にご相談頂くか、両剥離剤で事前テスト頂き効果のいいものを選んでください。
カタログダウンロード
【補足記事】
アスベスト含有仕上げ塗材の危険性と剥離剤の現状