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有機溶剤

2017.06.22

1-ブロモプロパンについて

 

1-ブロモプロパンとは

1-ブロモプロパンは、別名「ノルマル‐プロピルブロミド」「プロピルブロミド」「臭化プロピル」とも呼ばれる、炭素、水素、臭素からなる物質です。
特有の甘い、強いにおいを放つ、常温で無色透明の液体です。

1-ブロモプロパン 構造式

1-ブロモプロパンは下記法規に該当しますのでこちらも気をつけなくてはいけません。

  • 消防法(第1石油類)
  • PRTR法(第1種指定化学物質)
  • 船舶安全法(高引火性液体類)

 

1-ブロモプロパンの用途

主に工業用洗浄剤に使用されていますが、その他にも合成繊維補助剤、染料、食品および花香調香料や医薬品、農薬、有機合成、調味料の原料など広い分野で使用されています。
また昨今では、フロンの代替としても重宝されてきました。

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1-ブロモプロパンの毒性

たくさん吸引すると、眼・鼻の刺激、嘔吐、頭痛、麻痺、中枢神経系の抑制などが生じる場合があります。
具体的には下記のような症状です。

  • 下半身の脱力
  • しびれ感
  • 感覚消失などの異常感覚
  • 嚥下(食べ物を飲み込むこと)障害
  • 排尿困難
  • 尿失禁
  • 不明瞭な発音
  • 反射亢進
気分が悪い男性イメージ

また、慢性の神経障害性の痛みが後遺症として残る場合があることが報告されていますので、取り扱いの際は注意が必要です。
そのため、少しでも安全なものにしようと、代替化の流れが進んできています。

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臭素系溶剤の新たな規制について(1-ブロモプロパンの規制、2024年4月施行)

 

コメント

  1. 塩化メチレンを使用しております。
    特化則に該当するため、臭素系に変えようと思うのですが、
    臭素系が将来的に有機則や特化則にかかるようなことはあるのでしょうか?

    変えるなら手間もかかるので、ずっと使えるものが良いと考えています。

    1. >>小西庄司様

      臭素系の中でもすでに2-ブロモプロパンは有機溶剤中毒予防規則に該当する溶剤となっております。
      1-ブロモプロパンは今の所有機溶剤中毒予防規則に該当していませんが、平成28年報告の有害物ばく露作業報告対象物質に指定され、リスク評価の結果規制が入る恐れがあります。
      使用用途にもよりますが、各社様塩素系溶剤や臭素系溶剤の代わりとしてお使いいただける製品の開発が進んでおりますので
      是非一度お調になることをお勧め致します。

      弊社でもファインゾルWシリーズという、塩素系や臭素系の代わりとしてお使いいただける洗浄剤を作っております。

  2. こちらの臭化プロピルに限ったことではないのですが基本的に炭化水素系の薬剤はBBBを容易に通過することができ臭素(ブロム)が中枢神経系に作用を持つことが古くから知られていますので今後規制強化されても仕方ない物質かなぁ…
    と思ってしまいました。
    あくまでも構造式を見ての判断であり個人的見解です。

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