酢酸エチルについて

酢酸エチルとは

別名「エチルアセテート」とも呼ばれる、炭化水素系エステルに分類される有機物です。

果実臭(中でもパイナップルに似たにおい)と言われる特有のにおいを放つ、常温で無色透明の液体です。

酢酸とエタノールがエステル結合(-COO-)した物質です。

 

 

 

また、酢酸エチルは下記の法規に該当しますので、注意が必要です。

  • 有機溶剤中毒予防規則(第2種有機溶剤)
  • 毒物及び劇物取締法(医薬用外劇物)
  • 消防法(第1石油類)
  • 悪臭防止法
  • 船舶安全法(中引火性液体類)
  • 海洋汚染防止法施行令 海洋汚染物質(分類;Z)

 

酢酸エチルの用途

酢酸エチルは、塗料の希釈剤や接着剤の溶剤、アセトン同様除光液として使われている他、食品関係でも香料として使われています。

 

 

 

 

酢酸エチルの毒性

酢酸エチルは、既に記述した通り、毒物及び劇物取締法で医薬用外劇物にしていされる物質で、毒性を持つので扱う際はくれぐれも注意して下さい。

酢酸エチルを高濃度で摂取すると、目、鼻、のどに軽度の刺激、無気力感、眠気、視神経障害、意識喪失、肺水腫(肺に液体がたまる病気)などの症状が出ることがあります。また気体を吸い込むと、めまいなどをおこす場合もあります。

 

 

 

 

酢酸エチルの安全データシート(SDS)や基本情報はこちら

 

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この記事へのコメント

  • サトシ より:

    職場で酢酸エチルを使用しております。
    毒物及び劇物取締法に該当しているのは承知しているのですが、管理上、義務的なことはあるのでしょうか?(危険物としての管理は行っています)
    ご教示お願いします。

    • sankyo管理者 より:

      >>サトシ様

      コメントありがとうございます。
      毒物及び劇物取締法に該当する製品の取り扱い上の注意点は下記です。
      ①絶対に盗難や紛失がおこらないよう、厳重な管理の元保管してください。(この時、責任者をきめておいてください)
      ②上の項目を守っていても、万が一飛散、流出が起きた場合を想定し対策を練っておきます
      ③毒劇物を破棄する場合は中和するなどして、毒劇物でない状態にして破棄します。
      ④毒劇物の容器には医薬用外毒物なのか医薬用外劇物なのか、それぞれ指定の色で表示する+成分名・含有量の表示が必要です。
      ⑤毒劇物を購入する場合には身元を明らかにし、購入元から提示された譲受書に捺印しなくてはいけません。
      ⑥入手した毒劇物を他者に渡すときは専用の販売業の登録が必要です。
      また、酢酸エチルは有機溶剤中毒予防規則の第2種有機溶剤にも該当するため、そちらの対策も必要です。

      用途にもよりますが、こういったお手続きがお手間と感じられる方は酢酸エチルに似た作用を持つ、毒劇法非該当、有機則非該当の製品に代えられている方も多くおられます。
      販促にはなりますが、弊社でも酢酸エチルの代替品としてお使いいただける、毒劇法非該当、有機則非該当の製品を取り扱っておりますので、もしご興味がございましたらお声かけ下さい。
      酢酸エチル代替品「ファインソルブシリーズ」

  • 加藤 高明 より:

    お客様の工場床(コンクリートの塗床)に付着した酢酸エチルの除去方法をご教示いただけないでしょうか。水がこぼれたような状態で固まっています。

    • sankyo管理者 より:

      >>加藤高明様

      コメントありがとうございます。
      酢酸エチルは揮発性の高い物質なので、固まることはありません。
      おそらく、酢酸ビニルの接着剤が固まったのではないでしょうか

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