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洗剤・溶解・剥離
2026.03.17
ポリカーボネート(PC)の洗浄・除去についてわかりやすく解説します
ポリカーボネート(PC)の洗浄、除去の方法、適した溶剤をわかりやすく丁寧に解説します。
ポリカーボネート(PC)とは?

ポリカーボネート(polycarbonate、ポリ炭酸エステル)とは、加熱すると柔らかくなり、冷やすと固まる性質を持つ熱可塑性樹脂で、合成樹脂(プラスチック)の一種です。ポリカともPCとも呼びます。構造としては、炭酸エステル結合を主鎖に持つ重合体(ポリマー)でポリエステルの一つです。
ドイツのバイエル社が、1950年代に初めて合成した比較的新しい樹脂です。ビスフェノールAのナトリウム塩とホスゲンまたはジフェニルカーボネートを原料として作られます。硫酸などには溶けませんが、メタノール、ベンゼンや塩化メチレン、ケトン類には溶けます。
ポリカーボネートの特徴

ポリカーボネートは、透明性や耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、難燃性、耐水性、耐酸性、電気絶縁性、熱安定性に優れています。特に耐衝撃性はガラスの200倍以上とされ、透明のプラスチック材料の中ではトップクラスで、金属材料にも匹敵します。
一般的なプラスチックよりも耐熱性や機械的強度を向上させた、汎用エンジニアリングプラスチック(汎用エンプラ)では唯一の透明性樹脂です。可視光線透過率は85~90%でPMMAとほぼ同じです。ガラス転移温度は145℃で幅広い温度域で安定した機械的特性を持っています。
一方で、メタノールやケトン、エーテル、芳香族などの有機溶剤に対する耐溶剤性、耐アルカリ性はあまり良くありません。有機溶剤や油グリースなどによってケミカルクラックが発生することがあります。また、高温多湿環境下では加水分解を起こすことがあります。
ポリカーボネートの用途

ポリカーボネートは、ヘルメットや精密機器、電子通信機器、家電、電気部品、CD、自動車、カメラのレンズのほか、ガラスの代わりに安全性が求められる浴室ドアやサンルーム、カーポートの屋根、強度を生かして飛行機や新幹線の窓、警察のライオットシールド(盾)などに用いられています。
ポリカーボネートの洗浄・除去
以下はポリカーボネートの洗浄、除去に実績のある弊社の製品です。ただし、ポリカーボネートの種類や状態によって結果は大きく変わります。あくまで参考例としてご覧ください。
| 商品名 | 結果 |
| レジーナAC | ◎ |
| コーテイングワイパー | ◎ |
| ゾルカスEP-110 | ◎ |
ポリカーボネートの洗浄、除去について疑問がある方、洗浄剤をご要望の方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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