2月8日はメンデレーエフの誕生日
1834年2月8日、メンデレーエフは西シベリアのトボリスクで生まれました。
メンデレーエフは、周期律を発見した人物です。化学の世界には欠かせない、偉人です。
メンデレーエフ周期律発見150周年
「水兵リーベ僕の船…」で有名な周期律をメンデレーエフが発見したのが、1869年。
今年(2019年)で150周年になります。
そのため、UNESCOによって、国際周期表年 (International Year of the Periodic Table of Chemical Elements: IYPT)と宣言されています。
周期表とは
文部科学省が作った周期表は下記です。
(厚生労働省が毎年作成しているものです。お手洗いの壁などに貼っておくと、小さな子供は目に入るものをぐんぐん覚えるため、将来に役立つかもしれません。)
学生時代、化学の授業でこれを覚えた方も多いでしょうが、周期表(「周期律表」や「元素周期表」とも呼ばれる)は、物質を構成する基本単位となる「元素」を、性質ごとに並ぶよう配列された表のことです。
周期表の何がすごいかというと、この世を構成する元素の性質が一目でわかることです。また、この表から、どんな元素なのか予想が可能であることもすごいのです。
縦の列は同族で、化学的性質が似ているものが並んでいる、というのは有名な話だと思いますが、
例えば18族の希ガスは反応しにくかったり、1族のリチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)の単体は水と激しく反応したり、共通点があるため、何か一つの特徴を押さえておけば、他の物質を頼りに、それがどのような元素かイメージすることができるのです。
こういった特性から、周期表は新元素の予測や超電導体の開発など、様々な研究に活用されてきた実績があります。
またメンデレーエフについては記事を上げていきますので、乞うご期待です。