10月23日は化学の日

電球

10月23日は化学の日

鉄腕アトムは科学の子~♫

は誰でも知っている(?)歌の文句ですが、

「科学」という語は、ラテン語の「scientia(知識)」に由来し、

明治時代「science」という語が入ってきた際、哲学者の西周にしあまねがこれを様々な学問の集まりであると解釈し、その訳語として「科学」を当てた、と辞書にあります。

 

 

それでは「化学」は誰がつけたのか(つくったのか)といえば、

日本で初めてとなる体系的な化学解説書「舎蜜開宗」せいみかいそうを表した宇田川榕菴ようあんだと言われています。

 

宇田川先生は、私たちが普段使用している、元素や酸素、水素をはじめとする『植學啓原』での造語に加えて、

圧力、亜硫酸、塩酸、王水、温度、還元、気化、蟻酸、凝固、希硫酸、金属、金属塩、珪土、結晶、琥珀酸、酢酸、酸、酸化、酸性塩、試薬、煮沸、蓚酸、昇華、蒸気、蒸散、蒸留、親和、水鉛、吹管、青酸、成分、蒼そう鉛えん、装置、炭酸、中性塩、中和、潮解、尿酸、白金、物質、沸騰、分析、篷ほう酸さん、法則、飽和、溶解、容積、硫化、硫酸、流体、燐酸、坩堝るつぼ、濾過、

なども造語したと下記の素晴らしい著作に書いてあります。

函館工業高等専門学校紀要(第51 号)

伊地智昭亘・宇月原貴光:日本の化学の父 宇田川榕菴のライフワーク www.jstage.jst.go.jp/article/hakodatekosen/51/0/…/_pdf

 

「舎蜜開宗」の「舎密」(せいみ)はラテン語系オランダ語の Chemie(化学)の音訳で

「開宗」(かいそう)は、物のおおもとを啓発するとの意味で「化学入門書」を表しています。

 

 

何故10月23日なのか

10月23日が化学の日なのは、

「1モル」のアボガドロ定数が「1023(10の23乗)に引っ掛けて、化学の日になったそうです。

他にも10月23日は、「津軽弁の日」や、今年は24節季の霜降そうこうも今日です。

 

アメリカでも10月23日は化学者が午前6時02分から午後6時02分まで「モルの日(Mole Day)」として祝うそうです。

「モルはマグマ大使の奥さんでしょう」ときょーかさんに言ったら通じませんでした。

 

 

 

と言うことで、10月23日は祝日ではないけれど「化学の日」です。

 

一方で、「科学の日」と言う祝日を作ろうと言う動きがあります。

国民の祝日に、文化の日はあるが、技術の日や、科学の日はないからです。

日本は科学技術立国の下、日本の未来のために技術の日や科学の日を作り、理工系、理系を応援すべきだとする動きです。

 

科学でも化学でも、どちらにしても名もない人々の日々の努力と、偉大な人たちの業績で今日も日本で安寧な暮らしが出来ることに感謝いたします。

 

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