MPKについて

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MPKとは

MEKと字面が似ていますが、今回はMPKについてお話していきます。

MPKは「メチルプロピルケトン」の略称です。別名では「2-ペンタノン」とも呼ばれます。

(MEKは「メチルエチルケトン」の略でした)

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MEKについて

 

MPKは、リンゴから発見された物質で、

MEKと同様ケトン類に分類されます。

分子量86.13の炭素と、水素、酸素原子からできており、ケトン類としての特徴である「親水性と親油性の両方を持つ」という性能を持っています。

 

無色透明な液体で、同じケトン類の「アセトン」によく似たにおいです。

 

 

MPKはその名の通りMEKと構造が似ており、そのため溶解力や樹脂との相性もよく似ています。

しかし、MEKは有機溶剤中毒予防規則や毒劇法に該当し、昨今使用の制限が厳しくなっているので、

それらの法律に非該当のMPKがMEKの代替溶剤として注目され始めています。

 

塗料やインキ、接着剤を溶かすことは勿論、アクリル・ウレタン・エポキシ樹脂やその他各種洗浄剤として幅広いキャパシティを持っているMPKは、航空機部品の処理溶剤としても利用されています。

 

 

但し、引火点は7.2℃と引火しやすいため、保存と取扱いには注意が必要です。

 

 

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