換気装置について② プッシュプル型換気装置

合わせて読みたい!

換気装置について① 局所排気装置

プッシュプル型換気装置とは

局所排気装置以外にも、プッシュプル型換気装置というものがあります。

 

このタイプは空気を入れるフードと、空気を出すフードと2つがセットになっており、このフードとフードの間に一定の空気の流れができるのが特徴です。

空気を押して(プッシュ)引く(プル)というところからこの名前がつけられました。

 

局所排気装置は気体を吸収するだけでしたが、プッシュプル型では空気を押して吸収部分に誘導してくれるので、広範囲の発生源に対応することができ、更に少ない風量で換気でき注目を集めています。

有害物質の発生源が広い場合や、発生源が移動する作業場などに最適です。(例:自動車の塗装作業、グラビア印刷の作業場など)

 

 

プッシュプル型換気装置の種類

プッシュプル型の換気装置でも主に「開放式」と「密閉式」の2タイプがあります。

開放式タイプ

開放式は、空気の入り口から出口までの空気の流れ道の部分に囲いがありません。(下図参照)

但し、このプッシュプルの空気の流れに抗うような風や、流れを完全に塞ぐような障害物があった際は、吸収が阻害されてうまく効果を発揮できない可能性があります。

プッシュプル 開放式

 

密閉式タイプ

密閉式は作業場全体が空気の流れ道になっています。

設備が大がかりでコスト的にもかかりますが、開放式のような他の流れが生じづらく、しっかりと有害物質を吸い込んでくれます。

プッシュプル 密閉式

 

上記2タイプの中でも、送風口と吸引口がどのようなベクトルでついているか(左右、上下、斜め、など)でも様々なタイプがあります。

局所排気装置と同様、設置する作業内容、使用物質に合わせて最適なタイプを設置しましょう。

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この記事へのコメント

  • 会社員 より:

    会社で環境対応型と呼ばれる有機溶剤を使って洗浄作業をしています。

    以前はアセトンを使って洗浄作業をしていましたが屋内作業では換気装置が必要ということで会社が切り替えました。会社は環境対応型に切り替えたから害はないし換気の必要はないと言っていますが、臭いが気になりますし身体に害がないか不安です。

    本当に人体に害はないのでしょうか。また、換気の必要はないでしょうか。

    • sankyo管理者 より:

      >>会社員様

      コメントありがとうございます。
      法律上、局所排気装置や防毒マスクの着用はありません。
      ただ、製造メーカーといたしましては最大限の安全性を考慮し、
      十分換気のできる火の気のない場所でのご使用を推奨しています。

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